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2019/3/27ブログ
本日のテーマ【子供の歯ってよわい!】
こんにちは!衛生士の鈴木です。
春が近づき、お子さんの入学・卒業などの行事があるという方も多いのではないでしょうか。
みなさん子供の歯は大人の歯よりも弱いって知っていましたか?
「大人の使った箸や食器類で食べさせない」「おやつを制限する」など気を付けている親御さんも多いのではないでしょうか。
でも、十分に気を付けていても完璧に虫歯を防ぐのは大変ですよね。
そこで今回は子供の弱い歯を虫歯から守るのにとても効果的な「歯科医院でのフッ素塗布」についてお話します。
乳歯や大人の歯が生えてきたばかりの頃はとても虫歯になりやすい時期です。
その理由はまず乳歯がやわらかく、エナメル質が薄いからです。
乳歯は永久歯と比べるとかなりやわらかく、また、歯の表面にある硬いエナメル質は永久歯の半分くらいの厚さしかありません。
そのため、虫歯菌の作る酸で歯が溶けやすく、また、いったん溶け始めると、すぐに虫歯が奥に達してしまいます。
次に生えたての永久歯は構造が弱いからです。
生えたての永久歯は見た目ではしっかりとしているように見えますが、実はまだ構造としては未熟で弱く、虫歯になりやすい弱点があります。
虫歯になりやすい乳幼児期・学童期には、歯科医院で定期的に高濃度のフッ素をコーティングすることで、歯の質を強化することができます。
また、フッ素は虫歯になりかけたところを修復してくれたり、虫歯菌に対する抗菌作用もあります。
おうちではフッ素の配合された歯磨き粉を使用し、さらに定期的に歯科医院で濃度の高いフッ素を塗布することで、より高い虫歯予防効果が得られます。
虫歯リスクの高い時期に歯をしっかりと守って、生涯健康な歯を目指しましょう!