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2019/3/20ブログ
本日のテーマ【定期的な歯石取り】について
こんにちは!衛生士の鈴木です。
雪がどんどん溶けて春の陽気を感じる日も増えてきましたね!
足元もよくなり通院しやすい時期ではないでしょうか。
そこで今回は定期的にやることが大切な歯石取りについてのお話です。
なぜ歯石取りを定期的にやったほうがいいのか、3つご紹介させていただきます。
まず一つ目は歯周病が進行してしまうことです。
ご存知の方も多いと思いますが、歯石は歯ブラシで落とすことができません。
そのため歯石のザラザラした表面に入り込んだ歯周病原菌が歯ぐきに対し、常に悪さをし続けることになります。
歯石を取らないでいる限り、どんなに歯みがきを頑張っても、歯ぐきは炎症を起こし続けて歯周病がどんどん進行してしまいます。
二つ目は口臭の原因になることです。
歯石がついているとその表面に絡みついている歯周病原菌がニオイを放ちます。
ですから、歯石がついている状態では、いくら歯磨きをしても口臭の原因は取り除けず、対人関係にも悪影響を及ぼす危険性があります。
三つめは全身の病気を引き起こすことがあることです。
歯石がついていると歯周病を悪化させます。歯周病原菌は血管の中に入り込んだり、呼吸器から肺の方へ行ってしまうことで、
心臓病、脳梗塞、糖尿病、肺炎などの病気を引き起こすことがあるのです。
歯石取りの間隔は、一般的には3~6ヶ月に1度くらいが目安です。
ただし、歯周病が重度の場合や、非常に歯石がたまりやすい方には、もっと短めの間隔でおすすめすることもあります。
歯石は放置するほど硬くなって取りにくくなるので、歯石取りの時に不快に感じやすくなります。
そういう意味でもあまり間隔をあけずに行うのが望ましいです。
体の健康はお口の環境の良し悪しにかかっていると言ってもいいほどです。
しっかりお口のケアをして素敵な生活を送っていきましょう!