こんにちは！DH小野寺です！

今回は口腔トラブルの一つである口腔乾燥症(ドライマウス)についてご紹介します。

口の渇き(口腔乾燥症・ドライマウス)を訴えて来院する患者様が増えてきています。口腔乾燥は口腔トラブルを悪化させるだけではなく、唾液による免疫力が低下し最近が繁殖しやすい環境になります。そのため、歯の根元がむし歯になったり、歯周病が進行するリスクが高まります。それに伴い「舌が痛い」「味覚がおかしい」といった悩みの訴えもあります。

そのような悩みに、当院では、口腔乾燥症状を緩和させるため、口腔内の症状・治療内容に合わせた４つの取り組みを導入しています。

・あいうべ体操

年齢とともに、唾液の分泌量も低下していきます。あいうべ体操をすることにより、唾液の分泌を促します。

・漢方薬「白虎加人参湯」

漢方薬で、体質改善をして、口の渇きを軽減させます。主に朝・夕の食前に１日２回服用します。保険で処方できます。

・歯磨き粉

お口が乾燥していると、刺激に弱くなります。普通の歯磨き粉でもﾋﾟﾘﾋﾟﾘしたことはないですか？刺激の少ないジェルタイプの歯磨き粉をオススメしています。

・ジェルスプレー

口が乾いたなと思った時に、さっと取り出しスプレーをしてお口を潤します。ミント味なので、とてもスッキリとした使い心地です。

お口の渇きについて心配なことがあれば、なんでもご相談ください。