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2019/12/6ブログ
本日のテーマ【オーラルフレイル】
こんにちは!歯科衛生士の棚瀬です。
本日はオーラルフレイルについてご紹介したいと思います。
オーラルフレイルとは「半年前に比べて固いものが噛みにくくなった」「お茶や汁物でむせることがある」といった二つの主観的評価と自分の歯が20本未満、滑舌、舌圧、咀嚼機能の低下といった4つの客観的評価の6項目のうち3項目以上該当する者とされています。
口腔機能には、咀嚼・嚥下・構音・感覚・唾液の分泌など様々な機能があります。
それらは、日常生活の食べることや話すことなどに重要な役割を担っています。
これら口腔機能が低下すると、食べることや話すことに困難を感じたり、歯間に食べ物が挟まりやすくなったり、口臭が気になるようになったりします。
その結果、食べられないものが増え、食事が楽しくなくなったり、会話や電話をする意欲が低下したり、人前で口をあけて笑ったり、話したりすることを躊躇するようになります。
このように口腔機能の低下は、日々の楽しみや日常生活にも影響を及ぼすことになります。
そのため、些細な口の衰えが生じた時点、すなわちオーラルフレイルの時点で適切な対応を行い、健康な状態に戻すとともに、以後生活の中にオーラルフレイルに対する気づきと予防への対策を習慣として位置付けていく必要があります。
特に口腔機能の低下は、食事を食べやすいものに変えたり、人とのつながりを少なくして会話を避けたりすることで、機能低下に対する気づきや喪失感を回避することができるため注意が必要です。
さいわいデンタルクリニックではそういった口腔機能の低下に関する検査もご用意しておりますので、ご興味ある方はお申し付けくださいね!