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2019/7/24ブログ
本日のテーマ【フッ化物】
こんにちは!歯科衛生士の棚瀬です。
本日は、近年になり世界的に普及が進んできている
フッ化物応用についてお話しようと思います☆
フッ化物は、齲蝕(虫歯)予防の効果的な手段として評価されています。
フッ化物応用による齲蝕予防方法は、全身応用と局所応用の2つに分けられます。
現在の日本において全身応用は普及していないため、
本日は局所応用法の特徴をご紹介します!
⓵フッ化物歯面塗布
フッ化物歯面塗布とは、萌出後の歯のエナメル質表面に直接フッ化物を作用させることによって、齲蝕抵抗性を与える方法です。
年数回の実施で齲蝕予防効果があることから、子ども自身にとっては負担の軽いフッ化物応用法であるともいえます。
②フッ化物洗口
フッ化物洗口は、毎日または週一回の頻度で、萌出後の歯の表面にフッ化物イオンを作用させることをねらいとした局所応用です。
こちらは代表的な自己応用法であり、家庭で個人的に行うこと(セルフケア)もできますし、学校などの施設単位で集団的に実施すること(コミュニティケア)もできます。
確かな齲蝕予防効果が得られますし、局所応用の中では費用的に最も優れています。
しかしこちらは4歳以上が適応となります。
③フッ化物配合歯磨剤
フッ化物配合歯磨剤は、家庭や職場でのセルフケアにより齲蝕予防手段です。
欧米諸各国でのフッ化物配合歯磨剤の紙状占有率(シェア)は90%以上できわめて高いと言えます。日本では、1980年代中期では10%と低迷していましたが、2010年には90%に達しました。
さいわいデンタルクリニックでは、皆さまのお口の健康の手助けをしてくれる
上記の3つの自宅でのケア用品もご用意しております♪
普段のお手入れにフッ化物を取り入れて虫歯予防してきましょう!