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2019/2/19ブログ
本日のテーマ【歯周病と糖尿病の関連性】について
こんにちは。
衛生士の棚瀬です。
突然ですが、内科に罹った際【糖尿病】と言われたことはありませんか?
実は、糖尿病の人は歯周病になりやすい!と言われております。
なので本日は糖尿病と歯周病の関連性についてお話させて頂きます!
まず糖尿病とはどのような病気がご存知でしょうか?
糖尿病とは、インスリンの作用が低下して、血液中のブドウ糖が多くなった
(=血糖値が高くなった)状態が続く病気で、1型と2型に分けられます。
糖尿病に罹ると、
唾液が減ったり、血液の流れが悪くなったり、免疫力が弱くなったりします。
放っておくと、さまざまな臓器に合併症が起こる危険性が高くなってしまうんです。
恐ろしい病気ですよね・・・
そして糖尿病によって弱っている体は、歯周病菌に抵抗する力も弱くなっているので
歯周病に罹りやすく、治りにくく、重症になりやすくなります。さらに治療が終わった後も
再発しやすいので油断が出来ません。
また血糖値の高い状態がずっと続くと、からだの中のタンパク質が糖とくっつきます。
それを白血球が敵と間違えて攻撃するので、その結果、歯周病も含めて、全身に炎症が起きやすくなります。
いかがでしょうか?
本日はからだの病気が、実はお口の中にも影響しているということをお話しさせて頂きました。
もし、あなたが糖尿病に罹っていたり、そのリスクがあるとしたら、
歯周病になっていたり、その一歩手前まで進行している可能性は十分にあります。
ここでさらに恐ろしいのが、歯周病は痛みなく進行するため、気づきにくいということです。
そして、歯周病は放っておくと歯ぐきと歯を失ってしまう骨の病気なので、
症状の進行とともに、歯がぐらついていき、最終的には歯が抜けてしまいます・・・
いつまでも健康であるために、しっかり食事で栄養をとることが必要であり
入れ歯で噛みづらい等の不便を感じることなく食事をしてほしいと思っています。
なので私たちは、
そんな皆さんの健康的な生活のためにしっかり歯を残してほしいと願っています。
歯周病は、皆さんの歯磨きと、定期的なメンテナンスで防ぐことが出来ます。
私たち歯科衛生士は、お口の中からみなさんの健康をサポートすることが出来るので、
ぜひ定期的なメンテナンスにお越しください★