「矯正治療の種類が多すぎて、どれを選べばいいのか分からない…」「費用や治療期間、見た目や痛みまで、比較するポイントが多くて迷う…」そんなお悩みはありませんか?
日本国内では年間約20万人以上が歯科矯正治療を受けており、近年はマウスピース矯正や裏側矯正など選択肢の幅が急速に拡大しています。ワイヤー矯正の費用相場は全体矯正で60万~100万円、マウスピース矯正はケースによって30万~90万円が一般的とされ、治療期間も1年半~3年程度と幅があります。治療方法によっては、見た目や生活への影響、痛みの程度も大きく異なります。
「自分に本当に合った矯正方法はどれなのか?」を知るためには、治療の特徴・費用・メリットとデメリットを正しく比較することが重要です。過去には選択を誤って追加費用や長期治療となったケースもあるため、後悔しない選び方のポイントを押さえる必要があります。
この記事では、矯正の代表的な種類から最新トレンド、費用や期間の目安、年齢や症例ごとの選び方まで、専門的なデータと現場の実例を元に分かりやすく解説します。最後まで読むことで「納得できる矯正選び」につながる知識が身につきますので、ぜひ参考になさってください。
インビザライン矯正ならさいわいデンタルクリニック
さいわいデンタルクリニックは、北広島市大曲幸町に位置するアットホームな歯科医院で、インビザラインを使った矯正治療に500症例以上の実績があります。デジタル技術を駆使し、3Dスキャナーで精度の高い治療をご提供しています。
当院では一般歯科(むし歯の治療、歯周病の治療、義歯や入れ歯治療)・小児歯科(子どもの虫歯治療、乳歯のトラブル、虫歯予防)・矯正歯科(床矯正治療、インビザライン、マイオブレース)・口腔外科(歯の移植・再植、顎関節症)・審美治療(ホワイトエッセンス)・予防歯科(歯石除去、ブラッシング指導、フッ素塗布)の診療を行っております。気になる症状やお悩みがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。
院名:さいわいデンタルクリニック
住所:北海道北広島市大曲幸町4丁目4-2
電話:011-375-6195

矯正の種類とは?基礎知識と最新トレンド
矯正治療の目的と基本的な仕組み - 歯列矯正の概要と治療が必要な理由を解説
歯列矯正は、歯並びやかみ合わせを理想的な状態へと導く治療方法です。主な目的は、見た目の美しさだけでなく、発音や咀嚼機能の改善、虫歯や歯周病のリスク低減といった健康面の向上にもあります。矯正治療では、歯に装置を装着し、力を加えて徐々に歯を移動させます。治療が必要と判断される主なケースには、歯並びのガタガタ、出っ歯、受け口、すきっ歯などが挙げられます。これらは放置すると、歯磨きしにくくなり虫歯リスクが上がったり、かみ合わせの不調から肩こりや頭痛の原因になることもあります。
歯列矯正の必要性とメリット・デメリット - 機能面と審美面の両面から矯正治療の意義を説明
歯列矯正にはさまざまなメリットがあります。見た目の改善はもちろんですが、かみ合わせを整えることで食事や発音がしやすくなり、歯の健康寿命も伸びます。一方で、矯正治療には一定の期間や費用がかかり、装置による違和感や痛みを感じる場合もあります。治療中は定期的な通院やメンテナンスが必要であり、生活スタイルに合わせた装置選びが重要です。デメリットを理解し、自分に合った方法を選ぶことが治療満足度の向上につながります。
矯正の種類一覧と特徴 - 代表的な矯正治療の方法と装置の違い
矯正治療には、さまざまな方法と装置があります。主な種類と特徴を表で整理しました。
種類
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特徴
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費用の目安
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期間の目安
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おすすめポイント
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ワイヤー矯正(表側)
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歯の表面に装置をつける主流の方法
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約60万~100万円
|
1.5~3年
|
幅広い症例に対応
|
ワイヤー矯正(裏側)
|
歯の裏側に装置を装着
|
約100万~150万円
|
2~3年
|
目立たず審美性が高い
|
マウスピース矯正
|
透明なマウスピースを使用
|
約80万~120万円
|
1~2.5年
|
取り外し可能で清潔・快適
|
部分矯正
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前歯など一部のみ矯正
|
約20万~60万円
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6ヶ月~1年
|
費用・期間を抑えられる
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子供の拡大床・プレオルソ
|
成長期の顎の拡大を促進
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約10万~30万円
|
1~2年
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顎の成長を活かせる
|
伝統的ワイヤー矯正から最新マウスピース矯正まで多様な選択肢 - それぞれの特徴や適応症例を網羅
矯正装置ごとに適応症例や特徴が大きく異なります。 ワイヤー矯正(表側)は幅広い歯並びの悩みに対応でき、頑固な症例にも効果的です。審美性を重視する場合は裏側矯正が選ばれますが、費用がやや高めです。マウスピース矯正は透明で目立たず、装着時の違和感が少ないのが特徴です。ただし、重度の症例には適応できない場合があります。また、子供向けの拡大床やプレオルソは成長期の顎のバランスを整えるのに有効です。自身のライフスタイルや症状、予算に合わせて選択することが大切です。
表側矯正(ワイヤー矯正)の特徴・費用・期間と選び方
表側矯正の種類とメリット・デメリット - 金属・セラミックなど装置ごとの違いと特徴
表側矯正は、歯の表面に矯正装置を装着する方法で、主に金属ブラケットとセラミックブラケットの2種類があります。金属ブラケットは耐久性が高く、費用も比較的抑えられる点が魅力です。セラミックブラケットは目立ちにくく、審美性を重視する方に人気ですが、費用がやや高めになる傾向があります。両者ともに細かな歯の移動に対応できるため、幅広い症例に適応可能です。部分矯正や全体矯正にも柔軟に対応できるため、患者ごとに最適な方法を選びやすい特徴があります。
金属ブラケットとセラミックブラケットの違い - 見た目や費用、耐久性の違いを比較
下記の比較表が、金属ブラケットとセラミックブラケットの違いをわかりやすく整理しています。
装置名
|
見た目
|
費用相場(全体)
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耐久性
|
特徴
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金属ブラケット
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金属色で目立つ
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約60〜80万円
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非常に高い
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伝統的で実績が多い
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セラミックブラケット
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歯に近い自然な色合い
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約70〜100万円
|
高い
|
目立ちにくく審美性に優れる
|
どちらの装置も歯並びの改善力に差はありませんが、見た目や費用、耐久性が選択のポイントとなります。金属よりもセラミックは破損リスクがわずかに高いものの、審美性を重視する方にはおすすめです。
費用相場と治療期間の目安 - 一般的な料金帯や治療にかかる期間を解説
表側矯正の費用は、選ぶ装置やクリニックによって異なりますが、全体矯正で60〜100万円程度が目安です。部分矯正の場合は30万円前後から対応可能な場合もあります。治療期間は、全体矯正で1年半〜3年が一般的です。難症例や抜歯を伴う場合は、期間が長くなることもあります。治療中は毎月の調整が必要で、費用には調整料や保定装置代が含まれる場合と別途必要な場合がありますので、事前に確認しましょう。
表側矯正が向いている人・注意点 - 適応症や生活上の留意点を紹介
表側矯正は、幅広い歯並びの症例に対応可能で、特に複雑な歯の移動が必要な方や早く効果を得たい方に向いています。下記のような方におすすめです。
-
目立つことよりも治療効果やコスト重視の方
-
部分矯正や全体矯正を希望する方
-
複雑な歯並びやかみ合わせの改善を目指す方
生活上の注意点として、装置が表側にあるため見た目が気になることや、食事中に食べ物が引っかかりやすい点があります。また、歯磨きが難しくなるため、虫歯や歯周病予防のために丁寧なケアが必要です。定期的な通院と医師からの指導を守ることで、快適な矯正生活を送ることができます。
裏側矯正(舌側矯正)・ハーフリンガル矯正の特徴と適応
裏側矯正の特徴とメリット・デメリット - 見た目の優位点や発音への影響
裏側矯正(舌側矯正)は、歯の裏側に矯正装置を装着する方法です。最大の特徴は、装置が外から見えにくく、日常生活や仕事で人目を気にせずに治療を進められる点です。多くの患者が「矯正していることを気づかれたくない」という理由で選んでいます。
メリット
-
装置が見えないため、美観を重視したい方に最適
-
表側矯正と同等の歯並び改善が可能
-
スポーツや接客業など人前に出る職業でも安心
デメリット
以下の表で特徴を比較できます。
比較項目
|
裏側矯正(舌側)
|
表側矯正
|
見た目
|
ほぼ見えない
|
見える
|
発音・違和感
|
やや感じやすい
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少ない
|
費用
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高め
|
標準
|
ケアのしやすさ
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やや難しい
|
しやすい
|
ハーフリンガル矯正の仕組みと利点 - 表側との組み合わせによる効果とポイント
ハーフリンガル矯正は、上の歯は裏側、下の歯は表側に矯正装置を取り付ける方法です。人と話すときに特に見えやすい上の歯は目立ちにくく、下の歯はケアのしやすさや発音への配慮を両立できるため、多くの患者がバランス型の治療として選択しています。
利点
ポイント
特徴
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ハーフリンガル矯正
|
裏側矯正
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表側矯正
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上の歯の装置
|
裏側
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裏側
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表側
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下の歯の装置
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表側
|
裏側
|
表側
|
見た目
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目立ちにくい
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ほぼ見えない
|
見える
|
ケアのしやすさ
|
標準
|
やや難しい
|
しやすい
|
裏側矯正のケア方法と生活上の注意点 - 日常生活やメンテナンスで気をつける点
裏側矯正では、装置が歯の裏側にあるため、日々のケアやメンテナンスが重要です。装着初期は舌の違和感や発音の変化を感じやすいですが、徐々に慣れていきます。
ケアのポイント
生活上の注意点
-
発音が気になる場合は、発声練習を行うと適応が早まる
-
慣れないうちは舌に傷ができやすいので、痛みが強い場合は歯科医院に相談する
-
ワイヤーやブラケットの異常やトラブル時は、早めにクリニックへ連絡
裏側矯正は正しいケアと専門的なサポートを受けることで、見た目と機能の両立が可能です。
マウスピース矯正の種類別特徴と選び方
マウスピース矯正は、透明な装置で歯並びを整える方法です。代表的なブランドごとに特徴や対応できる症例、費用や期間に違いがあります。自分に合った矯正方法を選ぶには、各ブランドの違いと自分の歯並び・ライフスタイルに注目することが重要です。専門クリニックでの無料相談を活用し、納得できる選択をしましょう。
マウスピース矯正の代表ブランドと特徴比較 - インビザライン・キレイライン等の違い
以下のテーブルで主要なマウスピース矯正ブランドの違いを比較します。
ブランド名
|
対象年齢
|
対応症例
|
費用目安
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期間目安
|
特徴
|
インビザライン
|
子供~大人
|
軽度~重度
|
80万~100万円前後
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1~3年
|
世界的シェア。症例が幅広い。
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キレイライン
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中高生~大人
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軽度~中度
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20万~40万円前後
|
半年~1年半
|
前歯中心。費用が抑えめ。
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アソアライナー
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大人
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軽度~中度
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30万~50万円前後
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半年~2年
|
日本国内で広く普及。
|
ポイント
インビザライン・キレイラインなど主要プランの違い - 治療対象や費用、期間などの比較
マウスピース矯正ごとに治療できる歯並びや費用、治療期間には明確な違いがあります。
症例によってはワイヤー矯正との併用が必要な場合もあるため、専門医の診断が大切です。
適応症例と治療期間・費用の目安 - どんな歯並びに向いているか、期間や金額を明示
マウスピース矯正が向いている歯並び例
-
軽度~中度の歯並びの乱れ
-
前歯のすき間やガタつき
-
目立たない矯正を希望する場合
目安の治療期間・費用
ワイヤー矯正と比べて、取り外しやすく見た目も自然ですが、重度の症例や大きな歯の移動には不向きな場合があります。事前に自分の希望と予算、矯正範囲を明確にしましょう。
マウスピース矯正のメリット・デメリット - 取り外し可能な利便性や注意点
メリット
デメリット
-
適応できない症例もある
-
1日20時間以上の装着が必要
-
紛失や破損のリスクがある
快適で自然な見た目の一方で、自己管理が不可欠です。不安や疑問があれば、必ず専門クリニックに相談しましょう。
子供の矯正と大人の矯正、年齢別の選び方と費用比較
小児矯正の主な装置と特徴 - 拡大装置やプレート矯正など成長期に合った装置の紹介
小児矯正は成長期の子供に最適化された治療法が多く、特に顎の成長を利用して歯並びや噛み合わせを整えます。主な装置には拡大装置やプレート矯正があり、これらは永久歯が生えそろう前に顎を広げることが可能です。また、ワイヤー矯正やマウスピース型矯正も一部の症例で選ばれています。
以下の表は主な小児矯正装置の特徴をまとめたものです。
装置名
|
特徴
|
費用目安(円)
|
拡大装置
|
顎を広げることで歯列を整える
|
10万~20万円前後
|
プレート矯正
|
取り外し可能で成長に合わせ調整しやすい
|
15万~25万円前後
|
ワイヤー矯正
|
固定式で歯並び全体を細かく調整できる
|
30万~50万円前後
|
マウスピース矯正
|
目立ちにくく衛生的、軽度の症例に適応
|
20万~40万円前後
|
子供の矯正は、成長途中だからこそ短期間・低負担で大きな効果が期待できることが大きなメリットです。
大人の矯正器具の違いとメリット・デメリット - 成人の矯正の特徴や適応制限を解説
大人の矯正では、成長が終わっているため歯の移動が子供よりも緩やかで、治療期間が長くなる傾向があります。主な矯正方法はワイヤー矯正(表側・裏側)とマウスピース矯正です。
装置名
|
メリット
|
デメリット
|
ワイヤー矯正
|
幅広い症例に対応可能、精密な調整ができる
|
目立ちやすい、食事や清掃がやや面倒
|
裏側矯正
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外から見えないので審美性が高い
|
発音しづらい、費用が高め
|
マウスピース矯正
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目立たず取り外し可能、衛生的
|
適応症例が限られ、自己管理が必要
|
大人は審美性・ライフスタイル・費用を重視して選ぶ方が多く、特に目立たない治療を希望する場合は裏側矯正やマウスピース矯正が選ばれます。ただし、治療の難易度や期間、費用が症例によって大きく異なるため、必ず専門医に相談し最適な方法を選ぶことが重要です。
年齢による治療期間や効果の違い - 子供と大人で異なる効果や期間、注意点
子供と大人では治療期間や効果に明確な違いがあります。子供は顎の成長を利用できるため、比較的短期間かつスムーズに歯並びが改善しやすいです。一方、大人の場合は骨格が固まっているため歯の移動が緩やかで、平均して1.5~3年程度かかることが一般的です。
治療期間と効果の違いを以下にまとめます。
年齢層
|
治療期間目安
|
期待できる効果
|
注意点
|
子供
|
1~2年
|
顎の成長を活かしやすい
|
将来的な仕上げ矯正が必要な場合も
|
大人
|
1.5~3年
|
歯並びの審美性大きく改善
|
治療期間が長め、抜歯の可能性も
|
また、大人の矯正は歯周病や虫歯リスクの管理も重要です。いずれの年齢でも、定期的なメンテナンスや専門医の指導を受けることが理想的な結果につながります。
部分矯正・特殊矯正の種類と活用ケース
部分矯正の特徴・適応症例・費用相場 - 前歯のみ等の矯正とその活用例
部分矯正は、歯列全体ではなく一部の歯並びだけを整える治療方法です。特に前歯の軽度な歯列不正や、過去の矯正後に一部だけ戻ってしまったケースに適しています。短期間で治療が完了しやすく、費用も全体矯正に比べて抑えられるのが特徴です。代表的な部分矯正のケースは以下の通りです。
-
前歯のすき間やねじれ
-
部分的な歯の傾き
-
補綴(被せ物やインプラント)前の歯並び調整
費用相場は症例や装置によって異なりますが、10〜40万円程度が目安です。ワイヤー矯正やマウスピース矯正いずれも選択可能で、期間は3〜12か月が一般的です。部分矯正は生活への影響も少なく、忙しい大人や学生にもおすすめです。
インプラント矯正・外科矯正の概要と適応 - 難症例や骨格的問題への治療法を説明
インプラント矯正は、歯を動かす際の固定源として小さなインプラント(矯正用アンカースクリュー)を顎骨に埋入し、従来よりも難度の高い歯の移動を可能にする治療法です。特に、歯の大きな移動や、従来の方法では難しかったスペースの確保に効果を発揮します。治療期間の短縮や、歯への負担軽減もメリットです。
外科矯正は、顎の骨格そのものに問題がある場合に、外科手術と矯正治療を組み合わせる方法です。重度の受け口や出っ歯、顔の非対称など、骨格的なズレを伴う難症例が主な適応です。歯並びだけではなく、噛み合わせや顔貌のバランスも改善できる点が大きな特徴です。
下記の表でインプラント矯正と外科矯正の主な違いをまとめます。
治療方法
|
特徴
|
適応症例
|
費用相場
|
インプラント矯正
|
小型インプラントで効率的な歯の移動が可能
|
難度の高い歯の移動、部分矯正等
|
5〜15万円/本
|
外科矯正
|
顎骨の手術と矯正治療の併用
|
骨格的な不正咬合・顔貌の改善
|
80万円〜
|
最新技術や特殊装置の紹介 - セルフライゲーションなど新しい装置や技術の紹介
近年では、セルフライゲーションブラケットやデジタル技術を活用した矯正装置が登場し、より快適で効率的な治療が可能になっています。セルフライゲーションブラケットは、従来のワイヤーをゴムで固定する方法に比べて摩擦が少なく、歯の移動がスムーズです。装置の調整回数も減り、治療期間の短縮や痛みの軽減につながる傾向があります。
また、マウスピース矯正も進化しており、3DスキャナーやAI解析により、より精密な治療計画が立案できるようになりました。透明で目立ちにくく、取り外し可能なため、見た目やライフスタイルを重視する方にも人気です。
特殊装置の選択肢は多岐にわたりますので、自分の歯並びや希望に合った方法を歯科医師に相談することが大切です。新しい技術は患者の負担を減らし、より満足度の高い矯正治療を実現しています。
矯正の種類ごとの費用・期間・痛み・割合の徹底比較
矯正種類別の費用相場・治療期間・痛みの特徴 - 各方法の比較ポイントと選択基準
歯列矯正には複数の方法があり、それぞれ費用や治療期間、痛み、適応範囲に大きな違いがあります。下記の比較表で主な矯正種類の特徴をまとめています。
矯正方法
|
費用目安(税込)
|
治療期間
|
痛みの特徴
|
見た目
|
特徴
|
ワイヤー矯正(表側)
|
60〜100万円
|
1.5〜3年
|
装着初期・調整時に強い
|
やや目立つ
|
幅広い症例に対応
|
ワイヤー矯正(裏側)
|
100〜150万円
|
2〜3年
|
表側よりやや強い場合も
|
目立たない
|
発音や舌への違和感
|
マウスピース矯正
|
70〜100万円
|
1〜2.5年
|
少ない・違和感は初期のみ
|
ほぼ透明
|
取り外し可能
|
部分矯正
|
20〜50万円
|
6ヶ月〜1年
|
全体矯正より軽度
|
症例による
|
前歯など部分的対応
|
子供用矯正(拡大床等)
|
20〜50万円
|
1〜3年
|
痛みは比較的少なめ
|
症例による
|
成長期向け
|
-
ワイヤー矯正は症例の幅が広く、特に表側矯正は最も普及しています。
-
マウスピース矯正は見た目と快適性を重視する方におすすめ。軽度〜中等度の症例向きです。
-
子供の矯正は拡大床やプレオルソなど成長期に適した装置が用いられます。
選択基準としては、治療したい範囲や見た目、費用、ライフスタイルに合わせて選ぶことが重要です。
国内で選ばれている矯正種類の人気ランキング・割合 - 選ばれる理由や傾向を解説
日本国内での矯正治療の選択は、近年多様化しています。人気の矯正方法の割合と選ばれる理由を下記にまとめました。
順位
|
矯正方法
|
割合(目安)
|
主な選ばれる理由
|
1
|
ワイヤー矯正(表側)
|
約60%
|
症例対応力が高い・実績豊富
|
2
|
マウスピース矯正
|
約25%
|
見た目が自然・取り外し可能
|
3
|
ワイヤー矯正(裏側)
|
約10%
|
装置が見えない・審美性重視
|
4
|
部分矯正
|
約3%
|
前歯だけ矯正したい場合
|
5
|
子供用矯正
|
約2%
|
成長期の顎・歯列発育サポート
|
-
ワイヤー矯正(表側)は圧倒的な症例数と安定した治療結果で根強い人気です。
-
マウスピース矯正は成人を中心に急増しており、目立ちにくさ・快適性が評価されています。
-
裏側矯正は人前で話す機会の多い方や審美性を重視する方に選ばれています。
選択の傾向は、見た目の良さ・費用・生活への影響・症例への適合性のバランスによって変化しています。
保険適用の有無や注意点 - 公的補助の有無や注意すべき点を紹介
矯正治療の多くは自費診療となり、健康保険の適用外です。ただし以下の条件では保険が適用される場合があります。
-
顎変形症など外科手術を伴う矯正治療
-
先天的な疾患(口蓋裂など)による咬合異常
-
18歳未満で特定疾患に該当する場合
一般的な歯並びや見た目改善目的の矯正は保険適用外となり、全額自己負担です。
注意点
-
医療費控除の対象になるため、領収書の保管が重要です。
-
保険適用を希望する場合は、対応クリニックや条件を事前に確認しましょう。
-
矯正方法や装置によって追加費用やメンテナンス費用が発生する場合があります。
公的補助の対象や費用の詳細は、必ず医師やクリニックで最新情報を確認してください。
矯正種類の選び方と失敗しないポイント
よくある失敗例と選ぶ際の注意点 - 後悔しやすいポイントとその回避法
矯正の種類選びで失敗しやすいポイントは、「見た目」や「値段」だけで判断し、治療後に後悔するケースです。例えば、ワイヤー矯正はコスト面や治療実績で選ばれがちですが、装着時の違和感や目立ちやすさに悩む方も少なくありません。逆に、マウスピース矯正は目立たず取り外しが可能ですが、症例によっては適応できない場合や、自己管理が必要な点も注意が必要です。
失敗を防ぐためには、以下の点をしっかり確認しましょう。
-
治療の目的と自分のライフスタイルを明確にする
-
各矯正方法のメリット・デメリットを比較
-
期間や費用の目安、痛みの程度も事前に確認
治療方法ごとの比較表を活用すると、違いが一目でわかります。
矯正種類
|
見た目
|
費用目安
|
期間目安
|
特徴
|
ワイヤー矯正
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目立つ
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60~100万円
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1.5~3年
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幅広い症例に対応・実績豊富
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マウスピース
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目立たない
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80~120万円
|
1~2.5年
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取り外し可・症例限定
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裏側矯正
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見えにくい
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100~150万円
|
2~3年
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審美性高い・難易度やや高い
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子供用矯正
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種類による
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30~60万円
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1~3年
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拡大床やプレオルソなど多様
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体験談や口コミから学ぶ選び方のコツ - 実際の声をもとにした判断基準
矯正種類の選択では、実際に治療を受けた人の口コミや体験談が大変参考になります。「ワイヤー矯正で思ったより痛みが続いた」「マウスピース矯正は通院回数が少なくて楽だった」など、リアルな声から自分に合った方法を見極めるヒントが得られます。
判断基準のポイントは以下の通りです。
特に子供の矯正では、親の管理や通院頻度も重要です。口コミサイトや知恵袋、クリニックの公式ページなど、多方面から情報を集めましょう。
信頼できるクリニック選びの基準 - 相談や医院選びで大切な視点
矯正を成功させるには、信頼できるクリニック選びが不可欠です。次のチェックポイントを意識しましょう。
無料相談を活用し、複数の医院で説明を受けて比較することも大切です。不安や疑問は遠慮なく質問し、納得できるまで確認しましょう。信頼できる医師と二人三脚で、自分に合った矯正方法を選びましょう。
まとめ
矯正治療にはワイヤー矯正、裏側矯正、マウスピース矯正、部分矯正、子ども向けの装置など多様な選択肢があり、それぞれ費用や期間、見た目や快適さに違いがあります。ワイヤー矯正は幅広い症例に対応でき、確実な効果が期待できますが見た目や清掃面で不便がある一方、裏側矯正は目立たない代わりに費用やケアの難しさが課題です。
マウスピース矯正は透明で快適ですが、自己管理が必要で適応できる症例に制限があります。子どもの場合は成長期を活かした短期間の治療が可能で、大人は審美性やライフスタイルに合わせた方法を選ぶ傾向があります。部分矯正は費用や期間を抑えつつ前歯の乱れなどを改善できるのが魅力です。
治療法を選ぶ際は、見た目や費用だけでなく、生活習慣・症例・医師の経験など総合的に比較することが大切です。正しい知識を持ち、納得のいく方法を選ぶことで満足度の高い矯正治療につながります。
インビザライン矯正ならさいわいデンタルクリニック
さいわいデンタルクリニックは、北広島市大曲幸町に位置するアットホームな歯科医院で、インビザラインを使った矯正治療に500症例以上の実績があります。デジタル技術を駆使し、3Dスキャナーで精度の高い治療をご提供しています。
当院では一般歯科(むし歯の治療、歯周病の治療、義歯や入れ歯治療)・小児歯科(子どもの虫歯治療、乳歯のトラブル、虫歯予防)・矯正歯科(床矯正治療、インビザライン、マイオブレース)・口腔外科(歯の移植・再植、顎関節症)・審美治療(ホワイトエッセンス)・予防歯科(歯石除去、ブラッシング指導、フッ素塗布)の診療を行っております。気になる症状やお悩みがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。
院名:さいわいデンタルクリニック
住所:北海道北広島市大曲幸町4丁目4-2
電話:011-375-6195

さいわいデンタルクリニックについて
さいわいデンタルクリニックは、北広島市大曲幸町に位置するアットホームな歯科医院で、患者様のさまざまな歯科のお悩みに対応しています。 当院は、インビザラインを用いた歯の矯正治療において北海道屈指の症例実績を誇り、500症例以上の経験を持っています。他院では受けて頂けない難しいとされる症例にも対応可能で、短期間での治療や幅広い価格帯でのご提案が可能です。
特に、近年のデジタル化の波に乗り、口腔内3Dスキャナー「アイテロ」を導入しており、マウスピース矯正や前歯用矯正の精度が向上しています。 さらに、当院の特性を活かしたホワイトニングもご提供しております。
また、クリニックは持続可能な開発目標(SDGs)にも取り組み、患者様の健康寿命の促進や環境に配慮した治療を目指しています。 働きやすい環境の実現にも力を入れ、ホワイト企業認定ゴールドの認定を受けています。 患者様が安心して通院できるよう、日々の治療に真摯に取り組んでいます。
他院との違い
マウスピース矯正は、従来の方法とは違い、交換式のマウスピースを使用して歯を整える治療法です。 この手法は導入が容易であるため、多くの歯科医院で手頃な価格で提供されるようになっています。 ただし、マウスピースがシンプルで手軽だからと、位置やアクセスの良さだけで歯科医院を選ぶと、歯の動きに関する知識や特定の技術の経験が不足している医院での治療は、時として矯正の失敗につながることがあるという事例が増加しています。
マウスピース矯正は一見シンプルに見えますが、その成果は歯科医師の経験や実績に大きく左右されます。 特定の技術の実績、治療の管理方法、矯正歯科の全体的な知識や技術を持つ医院での治療が、成功への鍵となる要素です。
当院では、インビザライン矯正の実績も豊富なため、他院では受けて頂けない難しいとされる症例にも対応可能で、短期間での治療や幅広い価格帯でのご提案が可能です。

医院概要
医院名・・・さいわいデンタルクリニック
所在地・・・〒061-1270 北海道北広島市大曲幸町4丁目4-2
電話番号・・・011-375-6195