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2024/12/6ブログ

インビザラインができない人に贈る完全ガイド!適応外になる理由と賢い治療選び #インビザラインできない人 #インビザライン #できない人

インビザラインができない人に贈る完全ガイド!適応外になる理由と賢い治療選び #インビザラインできない人 #インビザライン #できない人

インビザラインは透明なマウスピース型矯正として人気ですが、すべての人に適しているわけではありません。特に骨格や歯の状態により、治療効果が期待できない場合があります。この記事では、インビザラインが適用外となる代表的な場合をわかりやすく解説します。インビザラインを検討中の方や、自分に適しているか迷っている方はぜひ参考にしてください。適切な治療法を選ぶための判断材料としてお役立ていただけます。

インビザラインが適用外になる理由には、以下のような要因が挙げられます。骨格に問題がある場合、顎の成長や形状によってマウスピースが適合しづらくなることがあり、顎の骨格が大きく影響します。また、歯並びの不正が重度の場合や、歯の欠損が多い場合には、従来のブラケット矯正などの他の方法が必要になることが多いです。

インビザライン矯正ならさいわいデンタルクリニック

さいわいデンタルクリニックは、北広島市大曲幸町に位置するアットホームな歯科医院で、インビザラインを使った矯正治療に500症例以上の実績があります。デジタル技術を駆使し、3Dスキャナーで精度の高い治療をご提供しています。

当院では一般歯科(むし歯の治療、歯周病の治療、義歯や入れ歯治療)・小児歯科(子どもの虫歯治療、乳歯のトラブル、虫歯予防)・矯正歯科(床矯正治療、インビザライン、マイオブレース)・口腔外科(歯の移植・再植、顎関節症)・審美治療(ホワイトエッセンス)・予防歯科(歯石除去、ブラッシング指導、フッ素塗布)の診療を行っております。気になる症状やお悩みがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

さいわいデンタルクリニック

院名:さいわいデンタルクリニック
住所:北海道北広島市大曲幸町4丁目4-2
電話:011-375-6195

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インビザラインを考えているあなたへ

インビザラインのメリットと選ばれる理由

インビザラインは、透明なマウスピース型の矯正装置を使用するため、見た目に配慮しながら歯並びの改善を目指せることが最大の魅力です。歯列矯正に対して「目立つ装置を付けたくない」と感じる方に特に人気があり、装着中の違和感が少なく日常生活への影響も抑えられます。取り外し可能であることから、食事や歯磨き時の煩わしさが軽減される点もメリットです。

矯正治療では、従来のワイヤーを使った治療法に比べ、インビザラインは見た目が気になりにくいことが大きな利点とされています。通常の金属ブラケットとは異なり、マウスピースは透明で薄いため、周囲に矯正治療中であることを気づかれにくい特徴があります。また、取り外し可能なため、装置が常時口内にあるストレスが少なく、口腔内を清潔に保ちやすいことがポイントです。特に食事を楽しむ際や歯磨き時には取り外せるため、口内ケアの面での負担が軽減され、むし歯や歯周病のリスクを抑えることが期待できます。

さらに、装置は個々の歯並びに合わせたオーダーメイドで作られ、定期的に交換しながら少しずつ歯を動かしていきます。デジタルシステムを活用した治療計画が立てられるため、最終的な歯並びのシミュレーションを事前に確認でき、ゴールをイメージしながら治療を進められることも患者にとって安心感をもたらします。このように、事前に結果を見通せる点も、インビザラインが支持される理由の一つです。

ただし、インビザラインには治療成功のための注意点もあります。装置を正しく使うためには、指示された時間(通常20時間以上)装着することが重要です。取り外しが可能であることが利点である反面、装着時間が不足すると計画通りに歯が動かないリスクがあり、治療期間が延びる原因になります。特に日中の忙しい生活の中で装着時間を確保できるかどうか、事前に自己管理ができるかどうかを確認することも、インビザラインを検討する際の大切なポイントです。

誰もが適応できるわけではないインビザラインの注意点

インビザラインは優れた矯正方法ですが、すべての人に適しているわけではありません。特に骨格や歯の状態により、適用外となるケースが存在します。ここでは、インビザラインの適応に関する注意点について詳しく解説します。

インビザラインが適用されない主な理由は、歯並びや顎の骨格の問題です。重度の歯並びの乱れや噛み合わせの異常がある場合、マウスピース型のインビザラインでは十分に歯を動かせないことがあります。インビザラインは軽度から中度の矯正に効果的であり、複雑な歯の動きが必要な場合には効果が十分に発揮できないため、適応が難しいとされています。

また、顎の骨格や顔面の構造に大きな不正がある場合も、インビザラインでは対応が困難です。例えば、顎の骨が極端に小さかったり大きかったりする場合、または左右の顎のバランスが悪い場合は、マウスピースの形状がその構造に適応しにくくなり、矯正の効果が不十分になる可能性があります。こうした骨格的な要因がある場合には、外科手術を伴う矯正や、ワイヤー矯正が効果的とされることが多いです。

さらに、日常生活における管理も、インビザラインの成功に大きく影響します。インビザラインは取り外し可能な装置であるため、指定の装着時間を守らなければ効果が低下するリスクがあります。通常、1日20時間以上の装着が推奨されますが、取り外しが可能なため装着時間が不十分になるケースも少なくありません。忙しい生活の中で装着時間を確保することが難しい場合や、自己管理が苦手な方には、固定式のワイヤー矯正の方が適している場合もあります。

また、歯の健康状態もインビザラインの適用に影響を与えます。歯周病やむし歯が進行している状態では、インビザラインによる矯正ができないことがあります。矯正中に歯が動くことで歯周組織に負担がかかり、健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、歯科医師が治療の前に歯の健康状態を確認し、必要に応じて事前治療が行われます。

インビザラインができない理由とは?

顎の骨格や顔立ちに関する問題と特定の骨格の問題が治療に及ぼす影響

インビザラインは、歯を少しずつ動かしながら歯列を整える矯正治療ですが、顎の骨格や顔立ちに特定の問題がある場合、治療の適応外となることがあります。顎の成長や形状によってはマウスピースが十分に機能しない場合があり、矯正効果を期待できない可能性があるためです。

顎の骨格に関する問題の一例として、過度に発達した上顎や下顎の状態があります。例えば、下顎が大きく前方に突出している受け口や、上顎が突出している出っ歯の場合、インビザラインでは必要な矯正力を発揮できないことがあります。このような場合では、歯の傾斜を調整するだけでは根本的な改善が難しいため、マウスピース型の矯正ではなく、骨格自体にアプローチする治療や従来のワイヤー矯正が推奨されることが一般的です。

また、左右の顎のバランスが崩れている場合も、インビザラインでの矯正が難しくなります。左右の不均衡が顕著であれば、マウスピースでの微調整だけでは対応しきれず、歯の配置や噛み合わせが安定しにくい状態となります。このようなケースでは、骨格的な不均衡に対応できる治療法が必要であり、場合によっては外科手術を併用した矯正が検討されることもあります。

加えて、顎の骨が過度に小さい場合もインビザラインの適応外となる場合があります。顎が小さいと歯列の幅が不足し、歯が十分に並びきれない可能性があるためです。小さな顎の骨の中に歯を移動させるには、通常の矯正方法での治療が必要となることがあり、インビザラインでは対応が難しいとされています。

こうした骨格的な要因に加え、インビザラインの治療は自己管理が求められるため、適応症例には一定の条件が伴います。

歯並びの重症度と重度の出っ歯や受け口など特定の歯列不正

インビザラインは、軽度から中度の歯列不正に効果的ですが、重度の出っ歯や受け口といったケースでは治療が難しい場合があります。これらの重度の不正咬合は、単に歯の位置を動かすだけでは改善しにくく、矯正力の制約があるインビザラインでは対応が難しいことが多いです。

重度の出っ歯や受け口は、歯並びの重症度が高いため、インビザラインで歯を適切に動かすには限界が生じることがあります。出っ歯の場合、上顎の歯が前方に突出しているため、歯全体の移動が必要となることが多く、インビザラインの力では十分に対応しきれないことがあります。

受け口もまた、下顎が前方に突出しているため、通常のインビザラインでは対応が難しい症例です。受け口の場合、噛み合わせの不正が顎全体に及ぶため、歯の傾斜だけでなく、下顎自体の位置を調整する必要が生じることがあります。このような顎の位置に関わる矯正には、マウスピース型のインビザラインでは十分な効果を期待できないことが多いです。

また、重度の歯列不正では歯の移動が複雑になるため、インビザラインのような着脱可能な装置では正確な力を長時間かけ続けることが難しくなります。インビザラインは特定の方向に歯を動かすのには適しているものの、顎や歯列全体に複合的な力をかけることが必要な重症度の高いケースでは、効果が不十分となることがあります。こうした場合には、固定式の装置を用いた矯正方法がより確実であるとされます。

口腔内の状況と過去の治療歴と治療済み歯や歯の欠損などのリスク

インビザライン治療を行う上で、口腔内の状況や過去の治療歴は大きな影響を及ぼします。特に、過去に治療済みの歯や歯の欠損がある場合、インビザラインの適用が難しいケースもあるため、注意が必要です。これらの要素がどのように治療計画に影響を与えるのか、またリスクを軽減するためにどのような対応が取られるべきかを見ていきます。

過去に大きな治療を受けた歯、特に根管治療が施されている歯は、一般的な健康な歯と比べて動かしにくいとされています。根管治療は歯の神経を除去し、歯の内部を清掃して詰め物で密封するため、歯が弱くなる可能性があるからです。このような歯を矯正で無理に動かすと、歯の損傷や脱落のリスクが高まるため、インビザラインでの矯正が適さないことがあります。

さらに、歯の欠損がある場合、歯列が不安定になりやすく、矯正治療の効果が制限されることがあります。例えば、欠損した歯の隣の歯が時間の経過と共に動いてしまい、隙間が変形することがあります。この状態でインビザライン治療を行っても、計画通りに歯を動かせないことがあるため、矯正の成果が不確実になることが多いです。そのため、インビザライン治療を始める前に欠損した歯の補綴(詰め物や義歯による補填)を行うことが求められる場合があります。

また、インビザラインは歯を動かすために持続的な力をかける治療法ですが、歯周病のリスクがある場合、この力が歯周組織に過剰な負担をかけ、炎症が悪化する可能性があります。歯周病の治療を完了していない状態で矯正を開始すると、歯茎や骨が健康でないため、歯がしっかりとした位置に固定されず、矯正効果が薄れるリスクが高まります。したがって、矯正治療前に歯周病やむし歯の治療を行い、口腔内の健康状態を万全にしておくことが大切です。

親知らずや他の要因と口内の状態がインビザライン適用に影響するケース

親知らずの存在や口内の状態は、インビザライン治療の適用に大きな影響を与えることがあります。親知らずが正常な位置にない場合や、十分に成長しきっていない場合は、周囲の歯列に圧力をかけたり、矯正の邪魔をすることがあり、インビザラインの治療効果が減少する可能性が高まります。矯正を成功させるためには、親知らずの位置や状態を事前に確認し、必要であれば抜歯を検討することが大切です。

親知らずは、奥歯に位置することが多く、スペースが不足している場合に歯列全体を押し出す原因となることがあります。このため、インビザラインでの矯正中に親知らずが動き出すと、計画通りに歯を動かすことが難しくなる場合があります。

さらに、親知らずが抜歯されていないと、インビザラインのアライナー(マウスピース)がしっかりと歯にフィットしない場合もあります。マウスピースは歯に正確に装着されることで持続的な圧力を加え、歯を移動させる仕組みです。しかし、親知らずがあることで装着が不安定になり、矯正効果が低下する可能性があります。そのため、インビザライン治療を検討している方は、事前に親知らずの抜歯について歯科医師と相談することが大切です。

また、親知らず以外の要因も口内の状況に影響を及ぼすことがあります。例えば、歯周病が進行している場合、歯茎や歯の土台である骨が弱くなり、矯正の圧力に耐えられない場合があります。インビザライン治療では、健康な歯茎と骨が必要であり、歯周病がある場合はまず治療を行い、歯周組織を健康な状態に戻してから矯正を開始するのが安全です。また、過去に歯の治療を受けている場合も、治療の影響で歯の動きに制限が出る可能性があるため、カウンセリング時に過去の治療歴についても医師に伝えておくことが重要です。

口内の状態や親知らずの有無、そして過去の治療歴は、インビザラインの適用を決定する上で重要な要素です。適切な診断と対応により、インビザラインが効果的に働き、安心して矯正治療を進められる環境を整えることができるでしょう。

インビザラインが自分に適しているかの見極めポイント

自分の状況を確認するためのチェックポイント

インビザラインが自分に適しているかを確認するには、いくつかのチェックポイントを把握することが大切です。自分の歯並びや生活習慣がインビザラインの適応条件に合っているかを確認することで、治療効果を高められるかどうかの判断材料にできます。

まず、歯並びの状態が重要な要素となります。インビザラインは軽度から中度の歯列不正には効果を発揮しやすいですが、重度の歯並びの乱れには対応しきれない場合があります。具体的には、軽い出っ歯や受け口、隙間が小さめの歯列不正などがインビザラインに適している一方、重度の出っ歯や顎の成長によって大きくずれた歯列には、他の矯正方法が適することがあります。歯の状態がどの程度か判断するには、事前に歯科医師による診断を受けることが必要です。

次に、親知らずがあるかどうかもチェックポイントの一つです。親知らずが正しい位置にある場合は問題ありませんが、横向きに生えていたり、埋没している場合には歯列を乱す可能性があります。特に、親知らずの影響で奥歯が移動している場合、インビザライン治療がスムーズに進まない場合があるため、親知らずの抜歯が必要なこともあります。

自己管理能力も大切な見極めポイントです。インビザラインは取り外し可能な矯正装置であるため、1日20時間以上の装着を求められます。日常生活が忙しい方や、食事や歯磨き時に装置を取り外すことが負担と感じる方には、装着時間を守ることが難しい場合もあります。適切に管理できないと治療計画に遅れが生じ、期待した結果が得られない可能性があるため、自己管理が苦手な方には固定式の装置が推奨されることもあります。

また、過去に歯の治療を受けた履歴も確認すべき要素です。例えば、インプラントや歯の欠損がある場合、その周囲の歯を動かす際に制限が生じることがあるため、インビザラインの治療計画が制約される可能性があります。特にインプラント周辺の歯は動かせないため、矯正の際にはインプラントの位置も考慮した治療が必要です。

歯周病やむし歯など口腔内の健康状態も確認が求められます。矯正治療には健康な歯茎と歯の土台が不可欠であり、歯周病が進行している状態では治療が難しい場合があります。矯正の圧力が歯茎や骨に負担をかけ、症状を悪化させる恐れがあるため、治療を始める前に口腔内の健康を整えておくことが大切です。

インビザラインが適しているかを判断するためには、自分の口腔内の状況や生活習慣を確認し、歯科医師としっかり相談することが重要です。

専門家に事前に聞いておくべき質問やカウンセリングでの注意事項

インビザライン治療を検討する際には、カウンセリングで事前に専門家に確認しておくべき質問がいくつかあります。これらの質問を通じて、治療の進め方や自分に適した方法を理解し、治療後の効果を最大限に引き出すための準備ができます。以下に、カウンセリングでの重要な質問と注意事項について詳しく解説します。

まず、確認しておきたいのは、自分の歯並びがインビザラインに適しているかという点です。インビザラインは特に軽度から中度の不正咬合に有効とされていますが、重度の歯列不正には対応しきれないこともあります。自分の症例がインビザラインで効果的に治療できるのかを質問し、可能な場合にはどの程度の効果が期待できるのか、治療期間や歯の動き方の予測についても尋ねておくことが重要です。

また、治療期間についての質問も欠かせません。インビザラインは取り外し可能なため、装着時間に影響されることが多く、一般的には1日20時間以上の装着が推奨されます。日常生活や仕事などで装着時間を十分に確保できるかどうか、装着時間の不足が治療結果に与える影響についても確認しておきましょう。装着時間を守れない場合の対策や調整方法についても相談し、自分の生活スタイルに合わせた治療計画を練ることがポイントです。

加えて、治療の痛みや違和感についても事前に尋ねておくと安心です。矯正治療では歯が動く際に多少の痛みや圧力を感じることが多いですが、痛みの程度や、特に気をつけるべき期間など、具体的な内容について質問することで不安を軽減できます。また、痛みが強い場合の対策や処置方法についても確認しておくと良いでしょう。

費用や追加料金に関する確認も大切です。インビザラインは歯の動きに合わせてマウスピースを交換するため、追加でアライナーが必要になる場合もあります。その際の費用や、万が一治療の延長が必要になった場合の費用についても確認し、予算内で安心して治療を進められるよう準備を整えましょう。

さらに、治療後のメンテナンスについても質問することをおすすめします。インビザライン治療後には、リテーナー(保定装置)を使用し、整えた歯並びを維持する必要があります。このリテーナーの使用期間や費用、定期的なメンテナンスの頻度などについても専門家に尋ねて、治療後のケアに備えましょう。

カウンセリングでは、治療計画や費用に関する不明点を明確にしておくことが重要です。

インビザライン適応不可の理由に対する専門家の見解

専門医の意見やリスクとインビザラインができない理由

インビザラインは、多くの方にとって効果的な矯正治療の選択肢ですが、専門家の見解によると、すべてのケースに対応できるわけではありません。特に、骨格的な問題や歯列の重症度によっては、インビザラインが適応不可と判断されることがあります。ここでは、専門家が指摘するインビザラインの適応外の理由とその背景について詳しく解説します。

まず、骨格に問題がある場合にはインビザラインでの矯正が難しいとされています。専門医の意見では、顎の骨格が著しく不均衡である場合や、顎自体の位置が前後左右に大きくずれている場合には、インビザラインのようなマウスピース型矯正では適切に歯列を整えることが困難です。例えば、下顎が過度に前に突出している受け口や、上顎が大きく前に突出した出っ歯の場合、インビザラインの持続的な力だけでは歯や顎の位置を根本的に改善することが難しいことが多いです。このようなケースでは、骨格に直接働きかける矯正方法や、場合によっては外科手術を併用する治療が推奨されます。

さらに、重度の歯列不正の場合、インビザラインの適用が難しくなることがしばしばあります。重度の出っ歯や受け口、または歯の傾斜が著しい状態では、インビザラインのマウスピースが適切な矯正力を加えることが難しいとされています。インビザラインは特定方向に歯を動かすのに適している一方で、複雑で大規模な歯の動きが必要な場合には限界があるため、矯正の計画が制約される可能性があります。そのため、重度の歯列不正には固定式のブラケット矯正が適している場合が多く、インビザラインは適応外となることが多いです。

また、過去に歯の大規模な治療を受けている方も、インビザラインでの治療に適さない場合があります。インプラントやブリッジなどがすでに口腔内にある場合、その部分の歯は移動できないため、周囲の歯を動かす際に制限が出ることがあるからです。インビザラインは歯列全体の調整が求められるケースには対応が難しいことがあり、専門家は事前にインプラントやブリッジの状態を確認し、治療計画を立てる必要があると指摘しています。

加えて、歯周病が進行している場合もインビザラインの適応が難しいとされています。歯周病により歯茎や歯の土台である骨が弱っている状態では、矯正治療による圧力が歯周組織に悪影響を及ぼし、歯の安定が損なわれる可能性があります。健康な歯茎と骨がインビザラインの効果を発揮するための前提条件であり、歯周病の治療が不十分なまま矯正を始めると、歯の脱落や炎症の悪化を引き起こすリスクがあるため、治療前に口腔内の健康を確保することが大切です。

専門医によるカウンセリングの際には、インビザラインの適応に関するリスクや制限について十分に理解し、最適な治療法を選ぶことが求められます。専門的な見解に基づいた判断が、インビザライン治療の安全性と成功率を高める鍵となるでしょう。

従来の矯正法と比較したインビザラインの限界

インビザラインは透明なマウスピース型矯正装置を使用することで、見た目を気にせず矯正治療を進められる方法ですが、従来のワイヤー矯正と比較すると限界もあります。特に、重度の不正咬合や大きな歯の移動が必要なケースでは、インビザラインだけでは十分な矯正効果を得られないことがあるため、注意が必要です。

まず、インビザラインは特定の方向に歯を動かすのには適していますが、従来のワイヤー矯正ほど強い矯正力を持たせることはできません。ワイヤー矯正ではブラケットとワイヤーが一体となって歯に持続的かつ強力な力をかけ、複雑な動きを可能にしますが、インビザラインは柔軟な素材でできているため、複数の方向に同時に強い力を加えることが難しいのです。そのため、特に上下の顎の関係が大きくずれている受け口や過度の出っ歯の場合には、ワイヤー矯正の方が有効であるとされています。

次に、インビザラインは患者自身が装着時間を管理する必要がある点でも限界があります。インビザラインの効果を最大限に引き出すためには、1日20時間以上の装着が求められますが、忙しい日常生活の中で装着時間を守り続けることは容易ではありません。従来のワイヤー矯正は常に固定されているため、患者が装置を取り外すことができず、確実に矯正力が加えられ続けるという利点があります。インビザラインの場合、装着時間が短くなると治療効果が低下するリスクがあり、治療計画が延びてしまう可能性もあります。

さらに、歯の傾斜や回転が著しい場合にも、インビザラインでは対応が難しいことがあります。ワイヤー矯正は、ブラケットを一つひとつの歯に取り付け、個別に力をかけて動かすため、歯の回転や歯列全体の大きな調整が必要な場合にも対応しやすいです。しかし、インビザラインはマウスピースの形状で全体を包むことで歯を動かすため、精密な角度調整や複雑な動きを加えることが難しい場合があります。このため、歯が大きく傾いているケースや重度の捻転がある場合には、ワイヤー矯正が選択されることが多くなります。

また、インビザラインは対応できる症例に限界があるため、治療計画が制約されることもあります。特に、インプラントやブリッジがある場合には、周囲の歯を動かす際に制限が生じるため、動かせない部位を避けて治療計画を立てる必要があり、思い通りの結果を得られないことがあるからです。従来のワイヤー矯正であれば、装置の調整や力のかけ方を変えることで柔軟な対応が可能ですが、インビザラインでは治療方針の自由度が限られます。

このように、インビザラインには従来のワイヤー矯正と比べて一定の限界が存在します。自身の歯並びや治療ニーズに最適な矯正方法を見極めるためには、専門医の診断とカウンセリングを通じて治療のメリットとデメリットを十分に理解することが重要です。

まとめ

インビザラインは、透明なマウスピースで矯正を進める画期的な治療方法として多くの人に選ばれていますが、全ての症例に対応できるわけではありません。適応外と判断される場合でも、それは患者の安全と治療効果を第一に考えた結果です。自身の歯並びや口腔内の状態を正確に知ることで、最適な治療法を選択することができます。

適応外の理由には、骨格や歯列の重症度、親知らずの状態、過去の治療歴、自己管理能力などが関わります。これらの条件は患者ごとに異なるため、専門医の診断を受けることが何より重要です。インビザラインが適さない場合でも、従来のワイヤー矯正や外科手術を含む治療など、他の方法で目標の歯並びを目指すことが可能です。

治療方法を選ぶ際には、利便性だけでなく、治療効果や安全性も考慮する必要があります。長期的に見て自分に最適な選択をするために、カウンセリングでは治療のメリットとデメリットについて詳しく質問し、不安を解消することが大切です。また、治療後の保定装置の使用やメンテナンスについても十分に理解しておくことで、矯正の成果を維持できます。

インビザラインが適用されない場合も、他の矯正治療法で理想の歯並びを手に入れるチャンスは十分にあります。どの治療法であっても、患者自身が納得し、計画に沿って進めていくことが成功の鍵となります。専門医と連携しながら、自分に合った治療方法を見つけていくことが大切です。

インビザライン矯正ならさいわいデンタルクリニック

さいわいデンタルクリニックは、北広島市大曲幸町に位置するアットホームな歯科医院で、インビザラインを使った矯正治療に500症例以上の実績があります。デジタル技術を駆使し、3Dスキャナーで精度の高い治療をご提供しています。

当院では一般歯科(むし歯の治療、歯周病の治療、義歯や入れ歯治療)・小児歯科(子どもの虫歯治療、乳歯のトラブル、虫歯予防)・矯正歯科(床矯正治療、インビザライン、マイオブレース)・口腔外科(歯の移植・再植、顎関節症)・審美治療(ホワイトエッセンス)・予防歯科(歯石除去、ブラッシング指導、フッ素塗布)の診療を行っております。気になる症状やお悩みがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

さいわいデンタルクリニック

院名:さいわいデンタルクリニック
住所:北海道北広島市大曲幸町4丁目4-2
電話:011-375-6195

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よくある質問

Q. インビザラインができない理由をカウンセリングで確認する方法は?

A. カウンセリングでは、自分がインビザラインの適応かどうかを見極めるために、特に重要なポイントを確認することができます。例えば、歯並びの複雑さや顎の骨格に関わる問題があるかどうかについて、専門医に率直に質問しましょう。また、親知らずの状態や過去の治療歴も影響するため、それらが治療にどう影響するか尋ねることが大切です。多くの患者が、実際に治療が始まってから制限を感じることもあるため、事前のカウンセリングで十分に理解しておくことで、後悔なく治療を進められます。

Q. インビザラインができない場合の代替治療法には何がある?

A. インビザラインが適さないと判断された場合でも、他にも選択肢はあります。一般的にワイヤー矯正や部分矯正、あるいは外科的治療を併用する方法などが検討されます。ワイヤー矯正は特に重度の不正咬合や複雑な歯の動きが必要なケースに適しており、骨格の大幅な矯正が必要な場合には外科手術を伴う治療が効果的です。カウンセリングで具体的な症例をもとに代替案を尋ね、治療方法を検討することが安心して治療を受ける第一歩になります。

Q. インビザラインができない場合のカウンセリングでの注意点は?

A. カウンセリングでの重要なポイントは、自分の歯並びがインビザラインに適しているか、細かく確認することです。特に、治療が難しいケースやインビザラインが適用外になる可能性がある場合、治療の限界やリスクを質問することが大切です。例えば、「どの程度まで歯が動かせるのか」「顎の形状にどんな影響があるか」など具体的な質問をし、専門家の意見を確認することで、治療を受ける前に納得が得られます。事前にわからない点や不安をリストアップしておくと効果的です。

Q. インビザラインができない場合の生活上の注意点は?

A. インビザラインを断念した場合、代替治療を選んだ際の生活習慣の見直しも考慮する必要があります。例えば、ワイヤー矯正では食事の際に注意が必要で、特に硬い食べ物や粘着性のある食品は避けることが求められます。また、定期的に通院して装置の調整を行う必要があるため、生活リズムに合わせたスケジュール管理も重要です。自分に合った生活習慣と治療法を見つけるためにも、事前の準備をしっかりと整えておくと安心です。

医院概要

医院名・・・さいわいデンタルクリニック

所在地・・・〒061-1270 北海道北広島市大曲幸町4丁目4-2

電話番号・・・011-375-6195

医療法人mirai さいわいデンタルクリニック ご予約・お問い合わせはこちら 011-375-6195

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