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2024/6/15ブログ

インビザラインによる全体矯正の徹底解説

インビザラインによる全体矯正の徹底解説

歯列矯正を考える際、多くの人が選択肢に挙げるのがインビザラインです。インビザラインは透明なマウスピースを使用し、歯を徐々に動かして理想的な歯並びに導く治療法です。ワイヤーを使わないため、見た目を気にせずに治療を続けられる点が大きな魅力となっています。また、取り外しが可能なため、食事や歯磨きの際に邪魔にならないという利便性もあります。

全体矯正と部分矯正の違いを理解することは重要です。全体矯正は歯全体のバランスを整えるために行われ、費用と期間がかかることがありますが、その分効果は広範囲に及びます。一方、部分矯正は特定の部位の問題を解決するために行われ、比較的短期間で完了することが多いです。自分の歯並びに最適な治療法を選ぶためには、これらの違いをしっかりと把握することが大切です。

費用と期間についても多くの方が気になるポイントです。インビザライン全体矯正の費用は治療内容やクリニックによって異なりますが、一般的な相場や具体的なプランについて知ることが重要です。また、治療期間は個々の症例によって異なりますが、通常は数ヶ月から数年かかることがあります。治療の流れを理解し、適切な期間と費用を見積もることが、満足のいく治療を受けるための第一歩です。

インビザラインは、多様な歯並びの問題に対応できる柔軟な治療法です。出っ歯や受け口、奥歯の歯並びに対しても効果的であり、幅広い症例に適応できます。この治療法がどのような歯並びに適しているのか、その理由とともに詳しく解説していきます。

初回相談から実際の治療の流れについても詳しく知ることが大切です。装着後のケアや注意点を理解することで、治療中のトラブルを避け、スムーズな治療を受けることが可能です。インビザラインによる全体矯正についての理解を深め、最適な治療法を選ぶための参考にしていただければと思います。

インビザライン矯正ならさいわいデンタルクリニック

さいわいデンタルクリニックは、北広島市大曲幸町に位置するアットホームな歯科医院で、インビザラインを使った矯正治療に500症例以上の実績があります。デジタル技術を駆使し、3Dスキャナーで精度の高い治療をご提供しています。

当院では一般歯科(むし歯の治療、歯周病の治療、義歯や入れ歯治療)・小児歯科(子どもの虫歯治療、乳歯のトラブル、虫歯予防)・矯正歯科(床矯正治療、インビザライン、マイオブレース)・口腔外科(歯の移植・再植、顎関節症)・審美治療(ホワイトエッセンス)・予防歯科(歯石除去、ブラッシング指導、フッ素塗布)の診療を行っております。気になる症状やお悩みがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

さいわいデンタルクリニック

院名:さいわいデンタルクリニック
住所:北海道北広島市大曲幸町4丁目4-2
電話:011-375-6195

ご予約はこちら

インビザラインとは

インビザラインの仕組み

インビザラインは、透明なマウスピース型の矯正装置を用いた歯列矯正の一つです。この治療法は、従来のワイヤーを用いた矯正とは異なり、見た目がほとんど気にならないため、審美的な観点からも注目されています。インビザラインの仕組みについて、専門的な視点から解説します。

まず、インビザラインの基本的な仕組みは、歯の形状を正確に把握し、コンピューターで設計された一連のマウスピースを順次使用して歯を動かしていくことです。最初に、患者の口腔内の詳細なスキャンが行われ、現在の歯並びのデータが取得されます。このデータを基に、歯科医が治療計画を立て、最終的な理想の歯並びに到達するまでのステップをシミュレーションします。

次に、そのシミュレーションに基づいて、一連のマウスピースが製作されます。これらのマウスピースは、徐々に歯を動かすように設計されており、患者は約1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換していきます。それぞれのマウスピースは、ほんのわずかな力を加えることで歯を少しずつ動かし、最終的には理想の位置に導きます。

インビザラインの特徴として、取り外しが可能なことが挙げられます。食事や歯磨きの際にはマウスピースを外すことができるため、口腔内の衛生を保ちやすく、日常生活にも支障が少ないです。ただし、効果的な治療を行うためには、1日20時間以上の装着が推奨されています。装着時間が短いと、予定通りの歯の移動が難しくなるため、治療期間が延びる可能性があります。

インビザラインの治療は、矯正歯科医による定期的なチェックが重要です。歯の移動が計画通りに進んでいるか、マウスピースの適合に問題がないかを確認し、必要に応じて治療計画の調整が行われます。これにより、より精密な歯の動きを実現し、理想的な歯並びを得ることができます。

また、インビザラインは特定の歯並びの問題に適しています。例えば、軽度から中等度の不正咬合、空隙歯列、過剰歯列などに効果的です。ただし、重度の不正咬合や大きな歯の移動が必要な場合は、他の矯正方法が推奨されることもあります。歯科医との相談を通じて、自分に最適な治療法を選ぶことが重要です。

インビザラインの仕組みを理解することで、治療を検討する際の参考になります。透明なマウスピースを使用することで、審美的な面でも優れており、従来の矯正装置に比べて快適に治療を受けることができます。ただし、適切な装着時間と定期的なチェックを怠らないことが、成功する治療の鍵となります。歯並びの問題を解決し、美しい笑顔を手に入れるために、インビザラインは有力な選択肢となるでしょう。

 

ワイヤー矯正との違い

インビザラインとワイヤー矯正の違いは、多くの面で明確です。これらの矯正方法はそれぞれに独自の特徴とメリットがあり、患者のニーズに応じて選択されます。まず、見た目の違いについて説明します。ワイヤー矯正は金属製のブラケットとワイヤーを使用し、歯に直接固定されるため、非常に目立ちます。一方、インビザラインは透明なマウスピースを使用するため、装着していてもほとんど目立たず、審美的な面で優れています。

次に、取り外しの可否に関しても違いがあります。ワイヤー矯正は固定式であり、患者自身で取り外すことはできません。そのため、食事や歯磨きの際には特別なケアが必要となり、食べ物の選択にも制限が出ることがあります。例えば、硬い食べ物や粘着性のある食品は避ける必要があります。一方、インビザラインは取り外しが可能であり、食事や歯磨きの際には簡単に外すことができます。これにより、口腔内の衛生状態を良好に保つことができ、食事の制限もほとんどありません。

治療期間にも違いが見られます。ワイヤー矯正の治療期間は一般的に長く、複雑な症例の場合には数年にわたることもあります。インビザラインは、治療計画がしっかりと立てられている場合、比較的短期間での治療が可能です。ただし、これは症例によって異なるため、具体的な期間については歯科医と相談する必要があります。

治療の快適さに関しても違いがあります。ワイヤー矯正では、ブラケットやワイヤーが口内に当たって口内炎を引き起こすことがあり、装置が不快感をもたらすことがあります。特に、初期の調整やワイヤーの交換時には痛みや不快感が伴うことが多いです。一方、インビザラインは薄いプラスチック製のマウスピースで作られているため、装着時の不快感が少なく、口内の違和感も軽減されます。

また、治療の管理と調整の面でも違いがあります。ワイヤー矯正は定期的な通院が必要であり、歯科医がワイヤーを調整して歯の移動を管理します。インビザラインの場合、患者が自分でマウスピースを交換するため、通院回数が少なくて済むことが多いです。しかし、インビザラインも定期的なチェックアップは必要であり、治療が計画通りに進んでいるかどうかを確認するための通院は欠かせません。

これらの違いを総合的に考慮すると、どちらの治療法が最適かは患者のライフスタイルや審美的なニーズ、治療の目標に応じて決まります。ワイヤー矯正は長年の実績があり、広範な症例に対応できる一方で、見た目や快適さの面で課題があります。インビザラインは審美的で快適な治療法であり、適用範囲も広がっていますが、適用できる症例には限りがあります。患者自身の希望と歯科医の専門的な意見を基に、最適な治療法を選択することが重要です。

 

全体矯正と部分矯正の比較

全体矯正のメリットとデメリット

インビザライン全体矯正は、従来のワイヤー矯正と比較して多くの利点があり、ますます多くの人々がこの治療法を選んでいます。しかし、すべての治療法にはメリットとデメリットがあり、インビザラインも例外ではありません。ここでは、インビザライン全体矯正の利点と欠点を詳しく説明します。

インビザラインの最大の利点の一つは、その目立たなさです。透明なマウスピースを使用するため、装着していてもほとんど他人には気づかれません。これは特に社会的な場面や職場での見た目を気にする人にとって大きなメリットです。ワイヤーやブラケットが視覚的に気になることがないため、自信を持って日常生活を送ることができます。

さらに、インビザラインは取り外しが可能であるため、食事や歯磨きの際に便利です。従来のワイヤー矯正では、特定の食べ物を避ける必要があり、歯磨きも難しくなることが多いです。しかし、インビザラインはマウスピースを外すことで、通常の食事を楽しむことができ、口腔内の衛生状態を保ちやすくなります。これにより、虫歯や歯周病のリスクを減らすことが期待できます。

また、インビザラインの治療計画は高度に個別化されています。患者の歯の形状や治療目標に基づいて、コンピューターによる詳細なシミュレーションが行われ、その結果に基づいて一連のマウスピースが製作されます。このため、非常に精密な矯正が可能であり、治療の進行状況も視覚的に確認できます。

しかし、インビザラインにはいくつかのデメリットも存在します。まず、治療費用が高額になることが多い点です。特に全体矯正の場合、治療期間が長くなることがあり、その分費用も増加します。従来のワイヤー矯正に比べて高いコストがかかるため、予算を考慮する必要があります。

また、インビザラインは取り外しが可能であるため、患者自身の自己管理が求められます。マウスピースを1日20時間以上装着することが推奨されていますが、これを守らないと予定通りの歯の移動が難しくなり、治療期間が延びる可能性があります。自己管理が難しいと感じる人には、この点がデメリットとなるかもしれません。

インビザラインはすべての歯並びの問題に対応できるわけではありません。重度の不正咬合や顎の位置の大きな調整が必要な場合は、他の矯正方法が適していることもあります。治療を開始する前に、歯科医と詳細に相談し、自分の症例に最適な治療法を選ぶことが重要です。

インビザライン全体矯正は、多くの利点を持ちながらも、特定の条件や管理が必要な治療法です。見た目を気にせずに矯正を進めたい人や、日常生活での利便性を重視する人にとっては非常に有効な選択肢となりますが、費用や自己管理、適用範囲などを十分に考慮して決定することが求められます。

 

部分矯正の適応と特徴

部分矯正は、特定の部分の歯並びを改善するために行われる矯正治療です。この方法は全体矯正と比較して短期間で完了し、費用も抑えられることが多いため、多くの人に選ばれています。部分矯正が適応される具体的なケースとその特徴について詳しく解説します。

まず、部分矯正が適応される代表的なケースは、前歯の軽度な不正咬合です。前歯のわずかな歪みや隙間は、審美的な観点から気になることが多いですが、部分矯正を用いることで比較的短期間で改善が可能です。特に、成人になってから歯並びを整えたいと考える人にとって、部分矯正は効果的な選択肢となります。例えば、歯の軽い前突(出っ歯)や軽度な叢生(歯の重なり)などがこれに該当します。

また、部分矯正は奥歯の咬合(噛み合わせ)を整えるためにも用いられることがあります。特に、一本の歯が他の歯と比べて突出していたり、引っ込んでいたりする場合に効果的です。このようなケースでは、全体矯正を行う必要はなく、部分的な矯正で十分に対応できることが多いです。

部分矯正の特徴として、治療期間が短いことが挙げられます。一般的には、数ヶ月から半年程度で治療が完了することが多いです。これは、全体矯正に比べて治療範囲が限られているためであり、患者にとって負担が少ない点も大きなメリットとなります。

費用面でも部分矯正は全体矯正よりも低く抑えられることが一般的です。治療範囲が限られているため、使用する装置や通院回数も少なくなることがその理由です。これにより、矯正治療を始めやすい価格設定となり、経済的な負担を軽減することができます。

さらに、部分矯正は取り外し可能なマウスピース型の装置や、目立ちにくい透明なブラケットを使用することが多く、審美性にも優れています。これにより、治療中でも見た目を気にせずに日常生活を送ることができます。特に、成人や職業上見た目を重視する人にとっては、大きな利点となります。

ただし、部分矯正には適応の限界もあります。重度の不正咬合や全体的な歯列不良がある場合には、部分矯正では十分な効果が得られないことがあります。このようなケースでは、全体矯正を検討する必要があります。また、部分矯正の適応範囲を超えた治療を無理に行うと、逆に歯並びのバランスが悪くなる可能性もありますので、歯科医との綿密な相談が不可欠です。

部分矯正は、特定の歯並びの問題を短期間で解決するための有効な手段ですが、その適用範囲や限界を正しく理解することが重要です。専門的な診断と治療計画を基に、自分に最適な矯正方法を選ぶことで、理想的な歯並びと美しい笑顔を手に入れることができます。

 

インビザライン全体矯正の費用と期間

費用の相場とプラン

インビザラインによる全体矯正の費用は、治療の範囲や地域、歯科医院によって異なりますが、一般的な相場について説明します。インビザラインは、透明なマウスピースを使用して歯を動かす矯正方法であり、その費用は従来のワイヤー矯正よりも高くなる傾向があります。しかし、その見た目の自然さや取り外しの便利さから、多くの人々がこの治療法を選んでいます。

インビザラインの全体矯正にかかる費用は、一般的には約60万円から100万円程度とされています。この価格帯には、診察費、マウスピースの製作費、定期的な調整費用が含まれます。具体的な費用は、治療の複雑さや期間、使用するマウスピースの数によって異なります。治療が長期間に及ぶ場合や、追加の調整が必要な場合には、さらに費用がかかることもあります。

費用の内訳としては、初診料や診察料が約1万円から3万円、治療計画の作成やデジタルスキャン費用が約5万円から10万円程度となります。これに加えて、マウスピース自体の費用が大部分を占め、数十万円から数十万円の範囲で設定されます。これらの費用は、治療開始前に歯科医と詳細に相談し、見積もりを取ることが重要です。

インビザラインの治療プランは、患者のニーズに応じて複数の選択肢があります。一般的なプランには、フルプラン、ライトプラン、エクスプレスプランなどがあります。フルプランは、全体的な歯列矯正を対象とし、最も広範囲の治療を行うプランです。このプランは、複雑な歯並びの問題に対応できるため、費用も最も高額になります。ライトプランやエクスプレスプランは、軽度から中等度の不正咬合を対象とし、部分的な矯正や短期間の治療を目的としています。これらのプランは、フルプランよりも費用が抑えられるため、予算に応じて選択することができます。

また、インビザラインの治療費用には、支払い方法や保険適用の有無も影響します。一部の歯科医院では、分割払いのオプションやローンを利用することができるため、一度に高額な支払いを避けることが可能です。また、医療費控除を利用することで、年間の治療費の一部を所得税から控除することができる場合もあります。これについても、治療前に歯科医院で詳細を確認することをお勧めします。

インビザラインによる全体矯正は、費用が高額であるものの、その見た目の自然さや快適さから多くの人に選ばれています。治療を検討する際には、費用だけでなく、自分の歯並びの状態や治療の目標、生活スタイルに合ったプランを選ぶことが重要です。専門的な診断とカウンセリングを通じて、自分に最適な治療方法を見つけることが、満足のいく結果を得るための第一歩となります。

 

治療期間の目安と流れ

インビザラインによる全体矯正の治療期間の目安とその流れについて説明します。インビザラインは、透明なマウスピースを使用して歯を徐々に動かす矯正方法であり、その治療期間は個々の症例によって異なりますが、一般的には1年から2年程度とされています。具体的な期間は、患者の歯並びの状態や治療の目標により変動します。

治療の流れは以下の通りです。まず初回の相談と診断が行われます。この段階では、歯科医が患者の口腔内を詳細に検査し、デジタルスキャンを用いて歯の現在の状態を把握します。このデータを基に、コンピューターで詳細な治療計画が作成されます。治療計画には、最終的な歯並びの目標やその過程が含まれており、患者にとってわかりやすい形で提示されます。

治療計画が確定すると、その計画に基づいて一連のマウスピースが製作されます。これらのマウスピースは、治療の進行に合わせて徐々に歯を動かすように設計されており、通常は1〜2週間ごとに新しいものに交換します。各マウスピースは、微小な力を加えることで歯を少しずつ動かし、最終的な理想の位置に導きます。

治療中は、定期的に歯科医のチェックを受けることが重要です。通常、4〜6週間ごとに通院し、歯の移動が計画通りに進んでいるかを確認します。また、マウスピースのフィット感や治療の効果を確認し、必要に応じて治療計画を調整します。この定期的なチェックアップにより、治療の進行を確実に管理し、最良の結果を得ることができます。

治療期間中、患者には1日20時間以上のマウスピース装着が推奨されます。装着時間が短いと、予定通りの歯の移動が難しくなり、治療期間が延びる可能性があります。食事や歯磨きの際にはマウスピースを取り外すことができますが、それ以外の時間はできるだけ装着しておくことが大切です。

治療の最終段階では、計画通りに歯が動いているかを最終確認します。全てのマウスピースを使用し終えた段階で、歯並びが理想の状態になっているかを確認し、必要に応じて微調整を行います。この段階では、追加のマウスピースが必要になる場合もありますが、これは治療の一環として予め計画に組み込まれています。

治療が完了した後も、リテーナーと呼ばれる保定装置を使用することが一般的です。リテーナーは、治療後の歯の位置を維持するための装置であり、しばらくの期間、毎晩装着することが推奨されます。これにより、歯が元の位置に戻らないように保つことができます。

インビザラインによる全体矯正の治療期間とその流れについて理解することで、治療を受ける際の参考になります。治療計画に従い、定期的なチェックと自己管理を怠らないことで、理想の歯並びを手に入れることが可能です。治療を検討する際には、専門的な診断を受け、自分に最適な治療方法を選ぶことが重要です。

 

インビザラインの適用症例と適応範囲

適用される歯並びの問題

インビザラインは、透明なマウスピースを使用して歯を矯正する方法であり、さまざまな歯並びの問題に対応できる柔軟な治療法です。適用される主な歯並びの問題について詳しく説明します。

まず、一般的に適用されるのは、軽度から中等度の歯並びの不正です。具体的には、前歯の軽度な不正咬合や隙間、歯の重なりが該当します。例えば、前突と呼ばれる出っ歯の状態や、空隙歯列と呼ばれる歯の間に大きな隙間がある状態は、インビザラインで効果的に治療できます。これらの問題は、審美的な面でも機能的な面でも改善が期待できるため、多くの患者がインビザラインを選択しています。

次に、叢生と呼ばれる歯の重なりや混雑もインビザラインで治療可能です。叢生は、顎のスペース不足や歯の大きさの不均衡が原因で起こることが多いです。インビザラインは、少しずつ歯を移動させることで、スペースを確保し、歯並びを整えることができます。この治療法は、特に軽度から中等度の叢生に効果的であり、口腔内の清掃が容易になるため、虫歯や歯周病のリスクを減らすことも期待できます。

また、過蓋咬合や開咬といった噛み合わせの問題にも対応できます。過蓋咬合は、上の前歯が下の前歯を過度に覆っている状態であり、これにより咀嚼や発音に問題が生じることがあります。開咬は、上下の前歯が噛み合わず、口を閉じたときに前歯の間に隙間ができる状態です。これらの問題も、インビザラインの治療によって改善することが可能です。

さらに、下顎前突と呼ばれる受け口の状態もインビザラインで矯正できます。下顎前突は、下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態であり、顎の位置や歯並びを調整することで改善が図られます。インビザラインは、顎の成長が完了した成人の軽度から中等度の受け口に対して特に有効です。

奥歯の問題にも対応できます。例えば、交叉咬合と呼ばれる上下の歯が正しく噛み合わず、横方向にずれている状態です。この状態は、片側の歯に過剰な力がかかることで、歯の摩耗や顎の問題を引き起こすことがあります。インビザラインは、これらの歯並びの不正を少しずつ修正し、噛み合わせを改善することができます。

ただし、インビザラインがすべての歯並びの問題に適用できるわけではありません。重度の不正咬合や大きな顎のずれがある場合は、他の矯正治療法が推奨されることもあります。また、抜歯が必要な症例や、外科的な介入が必要なケースもインビザラインでは対応できないことがあります。これらの判断は、専門の矯正歯科医による詳細な診断が必要です。

インビザラインは、多くの歯並びの問題に対応できる柔軟な治療法であり、審美的にも機能的にも大きなメリットがあります。自分の歯並びの状態を正しく理解し、適切な治療法を選ぶことが、理想的な結果を得るための鍵となります。専門の歯科医と相談し、最適な治療計画を立てることが重要です。

 

まとめ

インビザライン全体の矯正治療は、多くの人にとって理想的な歯並びを実現するための重要な手段です。この治療法は、透明なマウスピースを使用することで、目立たず快適に矯正を進めることができる点が大きな魅力です。しかし、治療の成功には適切なケアと注意が必要です。

インビザラインの治療期間は、一般的に1年から2年程度ですが、個々の症例によって異なります。治療が開始されると、まず初回の相談と診断が行われ、歯のデジタルスキャンを通じて詳細な治療計画が作成されます。この計画に基づいて、一連のマウスピースが製作され、患者は定期的に新しいマウスピースに交換していきます。

装着後のケアについては、1日20時間以上の装着が推奨され、食事や歯磨きの際には取り外すことができます。マウスピースを外した際には、専用のケースに保管し、清潔を保つために水で洗浄します。定期的に専用の洗浄剤を使用することも必要です。特に飲み物については、糖分や酸性の飲料を避け、水以外の飲み物を摂取する際にはマウスピースを外すことが推奨されます。

インビザラインの治療中は、定期的な歯科医のチェックが不可欠です。通常、4〜6週間ごとに通院し、治療の進行状況を確認し、必要に応じて治療計画の調整が行われます。これにより、計画通りの歯の移動を確認し、最良の結果を得ることができます。

日常の口腔ケアも重要です。マウスピースを外した際には、必ず歯磨きを行い、食べ物の残りや歯垢をしっかりと除去します。歯間ブラシやデンタルフロスを使用することで、歯と歯の間の汚れを効果的に取り除き、口腔内の清潔を保つことができます。これにより、虫歯や歯周病のリスクを低減することが期待できます。

インビザラインは、軽度から中等度の不正咬合や隙間、歯の重なりなど、多くの歯並びの問題に対応できる治療法です。重度の不正咬合や大きな顎のずれがある場合は他の矯正治療が必要なこともありますが、ほとんどのケースで効果的な結果をもたらします。治療を受ける前に、専門の矯正歯科医と相談し、自分に最適な治療計画を立てることが重要です。

インビザライン全体矯正を進める上で最も重要なのは、患者自身の自己管理です。適切な装着時間を守り、定期的なチェックアップを受けることで、計画通りの治療を進めることができます。また、日常の口腔ケアを怠らず、マウスピースの清潔を保つことで、治療の成功率を高めることができます。

インビザライン全体の矯正治療を考える際には、治療期間や費用、装着後のケアについて十分に理解し、納得した上で治療を開始することが重要です。正しいケアと専門家のサポートを受けることで、理想の歯並びを実現し、美しい笑顔を手に入れることができるでしょう。治療に伴う一時的な不便やコストを乗り越えることで、長期的な口腔健康と自信を得ることができます。

インビザライン矯正ならさいわいデンタルクリニック

さいわいデンタルクリニックは、北広島市大曲幸町に位置するアットホームな歯科医院で、インビザラインを使った矯正治療に500症例以上の実績があります。デジタル技術を駆使し、3Dスキャナーで精度の高い治療をご提供しています。

当院では一般歯科(むし歯の治療、歯周病の治療、義歯や入れ歯治療)・小児歯科(子どもの虫歯治療、乳歯のトラブル、虫歯予防)・矯正歯科(床矯正治療、インビザライン、マイオブレース)・口腔外科(歯の移植・再植、顎関節症)・審美治療(ホワイトエッセンス)・予防歯科(歯石除去、ブラッシング指導、フッ素塗布)の診療を行っております。気になる症状やお悩みがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

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さいわいデンタルクリニックについて

さいわいデンタルクリニックは、北広島市大曲幸町に位置するアットホームな歯科医院で、患者様のさまざまな歯科のお悩みに対応しています。当院は、インビザラインを用いた歯の矯正治療において北海道屈指の症例実績を誇り、500症例以上の経験を持っています。他院では受けて頂けない難しいとされる症例にも対応可能で、短期間での治療や幅広い価格帯でのご提案が可能です。特に、近年のデジタル化の波に乗り、口腔内3Dスキャナー「アイテロ」を導入しており、マウスピース矯正や前歯用矯正の精度が向上しています。さらに、当院の特性を活かしたホワイトニングもご提供しております。また、クリニックは持続可能な開発目標(SDGs)にも取り組み、患者様の健康寿命の促進や環境に配慮した治療を目指しています。働きやすい環境の実現にも力を入れ、ホワイト企業認定ゴールドの認定を受けています。患者様が安心して通院できるよう、日々の治療に真摯に取り組んでいます。

他院との違い

マウスピース矯正は、従来の方法とは違い、交換式のマウスピースを使用して歯を整える治療法です。この手法は導入が容易であるため、多くの歯科医院で手頃な価格で提供されるようになっています。ただし、マウスピースがシンプルで手軽だからと、位置やアクセスの良さだけで歯科医院を選ぶと、歯の動きに関する知識や特定の技術の経験が不足している医院での治療は、時として矯正の失敗につながることがあるという事例が増加しています。マウスピース矯正は一見シンプルに見えますが、その成果は歯科医師の経験や実績に大きく左右されます。特定の技術の実績、治療の管理方法、矯正歯科の全体的な知識や技術を持つ医院での治療が、成功への鍵となる要素です。
当院では、インビザライン矯正の実績も豊富なため、他院では受けて頂けない難しいとされる症例にも対応可能で、短期間での治療や幅広い価格帯でのご提案が可能です。

よくある質問

Q.インビザラインの治療費はどれくらいかかりますか?
A.基本的に保険が適用されない「自費診療」になります。費用は歯科医院によって幅があり、また、歯の状態や治療期間等によっても違いますので、直接、歯科医院にご相談ください。

Q.相談するだけでも費用はかかりますか?
A.無料相談や、無料事前カウンセリングを行っている医院もあります。カウンセリングの他に検査などを行う場合、別途検査などに費用がかかる場合もありますので、事前に歯科医院にお問合せすることを、おすすめします。

Q.治療期間はどれくらいですか?
A.インビザラインにおける治療期間は歯科医師の治療方針や治療計画等によって異なります。また、患者様の口腔内の状態によっても異なるため、まずは歯科医院にご相談ください。

Q.インビザラインで治療できる歯並びに制限はありますか?
A.ワイヤーを使った通常の矯正治療の場合と同様の適用範囲と考えられています。ただし、担当医の治療方針、使用する装置の種類等によって対応できる範囲が異なります。詳しくは歯科医院へご相談ください。

インビザライン

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