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2021/1/20ブログ
本日のテーマ【むし歯】について
むし歯について
齲蝕(うしょく)ともいいます。
ミュータンスレンサ球菌など、
口の中に常在している細菌によって引き起こされる歯牙の感染症です。
デンタルプラーク中の細菌が作り出した酸によって、
歯牙の表面直下のエナメル質が溶けて
ミネラルが失われた(脱灰)状態を「初期むし歯」といいます。
脱灰が進んで歯牙に穴が開くと「むし歯」となります。
むし歯の範囲がエナメル質とどまっているうちは、ほとんど自覚症状がありませんが、
象牙質や歯髄にまで及ぶと、
「歯がしみる」「歯が痛い」などの自覚症状がでてきます。
さらに進行すると、歯が欠けたり歯肉の腫れや強い痛みを生じるようになります。
※ミュータンスレンサ球菌
ストレプトコッカス・ミュータンスやストレプトコッカス・ソルビナスなど、
むし歯の主な原因菌の総称であり、ミュータンス菌ともいいます。
現在は7種類がかくにんされています。
歯牙の表面を溶かす酸を産生する細菌は他にもありますが、糖類から不溶性グルカンを作り出す最近はミュータンスレンサ球菌のみです。